盛右衛門焼酎の教科書には出てこない小さな蔵、丸西酒造。 鹿児島県志布志にある蔵です。 その蔵の焼酎、盛右衛門です。 そこのレギュラーは、丸西(白)、丸西(黒)。 両方とも飲みました。 教科書には、焼酎は故郷なり、とありました。 その土地の芋で、水で作られる。 だから、それぞれに個性がある。 土地の人は、その味に親しむ。 美味しい焼酎を選ぶのではなく、その焼酎に馴染む。 そんな焼酎を、部外者のおいらが、美味しいやら不味いやらというのは、どうかと思ってしまいます。 それでも、あう・あわない、があるのは仕方が無いです。 この盛右衛門、おそらく、レギュラーよりも上の製品だと思います。 値段も2割ぐらい高め。 瓶も、つや消しの黒です。 裏ラベルの能書きです。 「小さな蔵で蔵人達が、自然の恵みをふんだんに使い丁寧に一生懸命作った焼酎です。 まろやかさに深みのある芋の甘味をもった味です。」 かめ寝かせ、とラベルにあります。 甕で1年以上寝かせてから出荷している焼酎です。 月産150本とか。 希少です。 でも、希少なだけでは、なかなか話題になりません。 この蔵の焼酎、飲んだ時に、どうしても、ふぅぅぅわぁ~、という気持ちになれません。 少し、とげがある感覚が残ります。 口に含んでも、あまり味わいが広がらない‥。 含んだときの甘み、飲み込んだあとにじわじわとくる渋味や苦味、そういった味わいを感じられないのです。 どうしてかなぁ。 どすん、とナタで打ち下ろすような豪快な味です。 こういう味が合う土地柄なのかもしれません。 でも、小さな蔵で一生懸命、作っておられる焼酎なのでしょうね。 あまり、☆いくつ、とかは付けにくいのですが‥。 どうしても、おいらの舌は、この蔵の焼酎の味に馴染めませんね。 ごめんなさい、☆☆☆ということで‥。 【製造元:丸西酒造合資会社】 【原料:さつまいも(黄金千貫)】 【麹:米麹(不明)】 【蒸留:常圧蒸留】 【アルコール度数:25度】 丸西酒造小さな小さな蔵で一所懸命造った焼酎です1800ml 芋 25度化粧箱入り ジャンル別一覧
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